西福寺・令和の大修理だより

 

令和7年(2025年)7月一般向け現場特別見学会


【修理現場を間近で体感!西福寺・現場特別見学会】

 

 


敦賀市の重要文化財・西福寺御影堂では、令和の大修理が進められています。

 

7月11日・12日には、修理現場を公開する見学会が行われ、敦賀市内を中心とする115名が参加されました。

参加者の皆さんは、保存修理工事を手がける設計監理者さんの案内のもと、部材の取り外し工事が進む御影堂内部や屋根の小屋組を見学しました。そして、職人さんの手で一つ一つ丁寧に取り外された部材を間近に見学し、特に妻飾り(つまかざり/屋根側面にある彫刻を施した部材など)は、下から見上げても大きいけれど、近くでみるととっても巨大…と驚きの声が上がりました!

普段見ることのできない今だけの現場に、皆さん見入っておられました。

 今回の見学会は、申込み開始から3日間で満員になる盛況ぶりでした。
見学会は今後も年1回程度の予定ですが、変わりゆく現場の様子をこちらでお伝えしていきます!
暑い中でしたが、ご参加の皆さま、そして現場関係者の皆さま、ありがとうございました!





御影堂屋根正面から。
足場を上がると、屋根の骨組み(小屋組)が目の前に広がります。今だけの貴重な光景です。




見学会のスタートは、ご住職さまのご挨拶から。西福寺の歴史と大修理への想いが語られました。


 いざ、修理現場へ!
修理の内容や工程について、設計監理者さんが丁寧に説明してくださいました。


屋根の構造ってどうなってるの?。設計監理者さんによる解説も。


屋根背面の部材も取り外しが進んでいます。


妻飾りの一つ、破風板(はふいた)という部材。巨大で、大きく弧を描いた部材は、何と一枚のケヤキ板からできています!




取り外された妻飾りの一つ、懸魚(げぎょ)も大きく。参加者の方も見入っていました。

内部は床板が取り外されています。

同じ床板でも、場所によって釘を床板表面に見せないような工夫がされているそうです。

ふくい文化財かわら版
福井県教育庁生涯学習・文化財課文化財グループ



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