西福寺・令和の大修理だより

 

令和7年(205年)7月・8月

【御影堂屋根の取り外し工事が進んでいます!】

 



敦賀市の重要文化財・西福寺御影堂の大修理の様子をお届けします。

御影堂の傷んだ部材の取り外し工事が進んでいます。
内部では、すべて床板が外され、屋根は、御影堂の大屋根を支える小屋組の部材の解体作業がさらに進んでいました。また、妻飾り(つまかざり)の取り外しが進行中です。妻飾りとは、屋根側面にある、彫刻を施した部材などのことです。

妻飾りに用いられていた太瓶束(たいへいづか)も取り外され、これまで目にすることが難しかった彫刻の細部をじっくりと観察することができました。普段は屋根の高所にあって見えない部分にも、当時の職人さんの手による豊かな意匠が施されています。

厳しい暑さが続く中でも、現場の皆さんによって、丁寧に作業が進められていました。
今後も引き続き、令和の大修理の進捗をお伝えしていきます。
次回のご報告もどうぞお楽しみに!




屋根正面。
小屋組の上部が取り外されています。




屋根背面。
着々と取り外しが進んでいます。


 仕口が施された差棟木(さしむなぎ)。
大きな部材によって、屋根が支えられていました。


妻飾り(つまかざり)の太瓶束(たいへいづか)。
丁寧な彫りが施されています。


御影堂内部の前面。
床板がすべて取り外されました。


御影堂内部の背面。




ふくい文化財かわら版
福井県教育庁生涯学習・文化財課文化財グループ



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